習慣付けが大切!家庭学習を利用した勉強方法!

2020年5月13日

子どもの頃の勉強方法というのは、その子の人生に大きな影響を及ぼします。対策をしている家庭としていない家庭では大きな違いが現れるという見方もあるのです。

子どもの将来を明るいものにさせたいというのは、親なら当然の思いですよね。しかし、そのためにはどうすれば良いのか分からないという人も沢山います。この記事では勉強方法について微力ながらアドバイスを紹介していければと思います。

勉強方法のシステムを知ることによって成績が驚くほど向上するという人もいるため、最後まで是非お付き合いください?

家庭学習のポイント①集中力

家庭学習をする際に気を付けなければいけないのは「集中力」です。学校から課せられた課題などと違い、家庭学習とはあくまで自主性が求められる勉強方法になります。

そのため、いくら家族が強制しても、本人のモチベーションがそこに到達していなければ効果が薄くなってしまうのです。あまり無理強いをするというのはかえって逆効果になると知りましょう。

勉強時間の目安

では、どのくらいの勉強時間を目安にすれば良いのでしょうか?一般的に人間の集中力は年齢を重ねれば重ねるほど持続すると言われています。そのため、幼い頃からじわじわと家庭学習の時間を増やしていくというのが理想的です。

具体的には学年×10分くらいがちょうど良いでしょう。「そんなに短くて大丈夫なの?」と不安に感じるかもしれませんが、とにかく集中して勉強することが出来るということが大切だということを念頭に置きましょう。

子どもの集中力というのは長い時間続きません。そのため、短時間でも良いので家庭学習をする習慣をまず付けるようにしましょう。

家庭学習に大切な集中力は年齢によって育っていきます。そのため、短い時間でも良いのでしっかりと勉強に向き合う姿勢を作ってください。もしも子どもが耐えられない場合には「計算1問」「漢字1文字」だけでも良いので、とにかく少しずつ集中できる時間を増やしていくということを前提に進めていきましょう!

家庭学習のポイント②環境づくり

学習をするための環境を作ってあげるのは親の責務です。なぜなら、まだまだ未熟な子どもは欲望に忠実で、自分を律するということが出来ないからです。

そのため、誘惑に負けてしまい、結果学習が出来ないということになってしまいます。そうすれば学力が上がらず成績が伸び悩むことになるでしょう。

不必要な音や映像を減らす

そうならないための環境づくりとして必要なことは「必要の無い音や映像を消す」ということです。たとえ意識を向けていなくても人間というのは音や映像に意識を奪われてしまいます。集中力が高まっていない子どもならばそれは顕著になるため、不必要な映像や音は極力減らしてあげることが重要になるのです。静かな環境でこそ集中力が高まります。

たとえば、テレビはドラマやアニメ、バラエティー番組などといった子どもが大好きな番組が流れています。そのため、近くにテレビがあるという環境ということ自体が勉強には適していません。勉強部屋にはテレビを置かないということを義務付けたり、観たいテレビ番組は勉強が終わってから視聴するという意識付けを徹底して行うようにしましょう。

家庭学習の基本メソッド

家庭学習を行うには基本的なメソッドがあります。

家庭学習以外の用事を済ませる

まず、家庭学習以外の用事は済ませておくようにしましょう。学校で出た宿題などの課題はもちろんのこと、習い事やその他の雑務は片付けて家庭学習に集中できるような環境を整えてください。他に考え事があると家庭学習において最も必要である集中力が削がれてしまいます。

適度な息抜きを取り入れる

どうしても集中力が続かないというときには息抜きをしても構いません。しかし、勉強机からは絶対に離れないようにさせましょう。これは「まず家に帰ったら勉強机に一定時間座る」という訓練のためです。

勉強机の前だったら読書やお絵かき、ゲームやスマートフォンなどの娯楽をしても構いません。しかし、保護者はそれを管理する必要があるため目を離すのは厳禁です。

次の日の準備をさせる

決められた時間の家庭学習が終わったら次の日の準備に取り掛かりましょう。学校の準備はもちろんのこと、明日の家庭学習は何をするのかということを考えさせるのも効果的です。

ただし、それは計画性という高い社会能力が求められるため、小学校高学年からでも良いでしょう。このルーティンを組み込んでおくことによって、人間性を高めることも期待できます。

この記事のまとめ

家庭学習を習慣づけるためには、

  • 勉強時間を決める
  • 集中できる環境をつくる

ことがまず必要です。お子様一人ではできないことも多いので、まずは親御さんがしっかりと意欲アップを図りましょう。