小学生のお子さんを持つ保護者さん必見!家庭学習のやり方

まだまだ幼い小学生のお子さんを、前向きに勉強へ取り組ませることは非常に難しいものです。

そのため、どのご家庭でも苦労をされていることでしょう。

 

家に帰ってきた瞬間、YouTubeやゲームばかりやってしまい、なかなか勉強をしてくれないお子さんも多いと思います。

しかし、早いうちからお子さんが勉強に取り組めるようにしておかないと、後から勉強する習慣を付けるのは大変です。

 

そこで今回は、小学生のお子さんを持つ保護者さんのために、家庭学習のやり方や集中して取り組むためのコツを紹介します。

 

小学生向けの家庭学習のやり方

まず小学生のお子さんが家庭学習に取り組むにあたり、最低限必要なことを紹介します。

 

勉強に集中できる環境の準備

小学生のお子さんが家庭学習を行うためには、集中して勉強に取り組める環境を作ることが第一です。

タブレットやゲーム機、YouTubeが見られるTVなど、お子さんの集中を妨げるものがない場所で、勉強に取り組めるようにしておく必要があります。

 

そのため、お子さんが勉強をする前には、部屋を片付けて集中できるようにしましょう。

可能であれば、お子さん専用の勉強スペースや部屋が準備できるとベストです。

 

先に家庭学習をする癖付けが重要

小学生のお子さんの家庭学習は、好きなことをやる前や遊びに行く前に必ず終わらせるようにしましょう。

小学生のお子さんはまだ体力がないので、先に遊んでしまうと疲れてしまい、集中して勉強に取り組めなくなる可能性が高いです。

 

そのため、学校から帰ってきたら、先に勉強をしてから自由時間に入るような習慣を付ける必要があります。

「早く終わらせて遊びたい」という気持ちがお子さんの中にも芽生えるため、効率のよい家庭学習につながる効果が期待できるでしょう。

 

学習時間はお子さんと決める

家庭学習の時間は保護者さんが一方的に決めるのではなく、お子さんと話し合って一緒に決めることがポイントです。

「自分が決めた」という意識を持つことで、お子さん自身が前向きに学習へ取り組めるようになるでしょう。

 

はじめのうちは勉強が嫌にならないように、短い時間からスタートすることが大切です。

慣れてきたら、徐々に家庭学習の時間を増やしていきます。

 

集中して取り組むためのコツ

小学生のお子さんが家庭学習に取り組める環境が準備できたら、以下のポイントに留意しながら進めていきましょう。

 

得意科目からはじめる

小学生のお子さんに家庭学習を行う癖を付けさせるためには、得意科目からはじめることがおすすめです。

苦手科目からはじめると、やる気がなくなり勉強に対して前向きに取り組めなくなるリスクがあります。

 

そのため、最初はお子さんが得意な科目や好きな科目を中心に、家庭学習をはじめましょう。

得意科目であればスムーズに問題が解ける可能性が高いので、達成感や成功体験が得られやすく勉強に対してポジティブなイメージを持ってくれる効果が期待できます。

 

家庭学習の履歴を可視化する

毎日の家庭学習の取り組みを、可視化することも小学生のお子さんの勉強には非常に効果的です。

頑張った成果を見えるようにすることで、お子さん自身が達成感を得られます。

 

例えば「勉強をした日にはカレンダーにシールを貼る」「問題が解けたらシールを貼る」といったシンプルな試みでOKです。

毎日勉強していることを可視化することが大切なポイントなので、ぜひ実施してください。

 

すぐに口を出さないこと

お子さんが勉強をしているときに、少しでも躓くとすぐにレクチャーをはじめる保護者さんもいらっしゃいますが、これはNGです。

 

わからない問題がでてきたときは、まずお子さん自身が教科書や辞書で調べてみるように促しましょう。

生徒さん自身が調べるというアクションを普通に行えるようにすることが重要です。

そのため、保護者さんはお子さんから質問されるまで、口を出さないように我慢しましょう。

 

また「勉強しなさい!」と口うるさくお子さんに言うことも厳禁です。

勉強することを強要されることで、お子さんは勉強が嫌なものだと認識します。

お子さんがやる気になるまで見守ることが大切だということを覚えておきましょう。

 

やる気がでないときは無理にやらせない

お子さんが勉強に対して前向きに取り組めていないときは、思い切って切り上げることも大切です。

お子さんの気分が散漫になっているときに勉強に取り組んでも、ミスが増えるなどよい結果につながらないため、苦手意識が生まれるリスクがあります。

 

また、嫌なことを無理やり続けさせることで、勉強が嫌いになってしまう可能性もあるでしょう。

まだまだ幼いお子さんは気分のムラも大きいので、やる気があるときの見極めも保護者さんの大切な役割です。

 

楽しんで家庭学習に取り組めることが重要

小学生のお子さんは好奇心が旺盛なので、勉強以外にもやりたいことがたくさんあります。

そのため、早いうちから勉強をする習慣を付けておかないと、苦手意識や嫌だという感覚が強くなりキャッチアップが困難になるでしょう。

 

そのため、お子さんが勉強に取り組む癖付けは早めに実施する必要があります。

毎日少しずつでもよいので、ぜひ今日からはじめましょう。

お子さん自身が勉強を楽しんで取り組めるようになるためには、保護者さんのサポートが欠かせません。

今回紹介した内容を参考にぜひ実践してみてください。

 

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